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馬鹿と天才と紙一重
第2章 天才の策略



胸へと辿りついた指先はくるりと縁を描いた。

「んっ」

たまらずに漏れた声は修哉の機嫌を良くしたようで、江尾くんとは違って優しく確かめるようにふにふにと揉みしだかれ鼻から抜けるような声がとまらない。

「ふっ…、は、ぁ…ふぅ…っつ」

「気持ちいい?」

不規則なリズムで揉まれて気持ちはドンドン昂ぶっていた。

そして、主張をはじめる突起を掌がふわりと掠めるように刺激を与えた。

…………もどかしい。

先程からずっと間違って触れてしまった、と思わせるかのように突起の表面だけを擦られる。

もっとちゃんと触って欲しい、その私よりも大きな骨張った修哉の指でもっと深いところへ連れて行って欲しい。

「藍?なんだか物足りなさそうな顔をしてるね」

右手をキャミソールの中から抜いて顎をクイと持ち上げられた。

「今日の放課後、一緒に帰るぞ。俺の家で勉強を教えてやる

だから、今はここまで」

チュと唇にキスを落とされて、ファーストキスだったこととか、そんなの吹っ飛んでいた。

ただ、修哉に与えられるこの感覚が好きになった。








「お邪魔します…」

ホイホイと大人しく着いて来てしまった。

「俺の部屋わかるでしょ?先行ってて」

小さい頃は何度も行ってた浪岡家。修哉の両親は仕事でいないのも昔と変わってない。

「失礼しまぁす」

中には誰もいないけどノックをしてから部屋に入った。

約9年ぶりの修哉の部屋は青と白がベースのスッキリとした部屋で、星や魚がいっぱい壁にあった昔が懐かしい。

どうしよう、ここまで来ちゃったけど…

ガチャ

「?何突っ立ってんの、座りなよ…それと数学のワークだして

僕が教えるんだから、1度で理解してよね?」

また僕って言ったけど…なんか使い分けでもあるのかな?

って!そんなこと考えない!今日は勉強だけ教えてもらったらさっさと帰る!



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