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incest
第1章 親愛なる兄貴へ
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気付いたら1ヶ月も優人と連絡を取ってなかった。
だからある金曜日の深夜に突然優人が帰ってきて、驚いた。

庭に停めた車の中に呼ばれ、私が後部座席に乗り込むなり優人は車を走らせた。
煙草の匂いで目眩がする。
優人はちょっと怒っていた。

「男でも出来たのか?」

バックミラー越しに私を睨む。
恋人でもないただの兄貴のくせに、嫉妬してるの?
和義の言葉を思い出して、なぜだか後ろめたくなる。
首筋に歯形はない。
黙っていると、真っ暗な空き地に車は停まった。
恐らく一晩中誰も通らないような、暗闇。

優人が後部座席に身体を移した。
その手がいきなりスカートの中に入ってきた。
瞬間的に感じる、嫌悪感。

「やめて!」

その声が自分で思ったより大きくて驚いた。
それより、暗がりの中で光る優人の瞳が困惑の色をしていたことに驚いた。

「なんで?俺のこと嫌いになった?」

優人のキスを拒む。
煙草くさい息。
あんなに好きだった、汗とほこりの混じった優人の匂い。
無理矢理キスされても、濡れない。

「やめてよ、優人兄ちゃんなんか、からだだけじゃん!」

私だってそうじゃん。
何を今更?もう一人の自分が冷静に言う。

「はぁ!?なにいってんだよ、なんで、わけわかんねぇよ、ついこないだまで抱かれに来てたのに今更、わけわかんねぇ、とにかく溜まってんだよ、やらせろよ!」

ざらついてかたい舌。
勃起したペニスを握らされ、上下に擦らされる。
下着がずらされ、乾いたそこに指が無理矢理突っ込まれる。
痛みに啜り泣き身を捩らせると、もっと乱暴に掻き回す。
胸を掴まれて痛い。
私のことなんか見てない。
優人は最初から、私の身体しか見てない。

痛い痛いやめて、今まで何回言っただろう。
血が出てるかも。
繋がって、動く。
途端に快感に支配され声が出る。

「なんだよ、入れたら機嫌治ったよ。わかんねーやつ。」

セックスってなに?
私にとってセックスって?

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