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愛無き、故に恋
第3章 花桃
薔薇姫と言うのは本名では無い。

彼女への愛称。

他にもここには通称「姫」がいる。

単純に言うとここは売春をしている。

一階のエントランスロビーから伸びる中央階段の上の部屋は「椿姫」

その右側は「百合姫」

左側に「蘭姫」

エレベーターで2階~4階。

2階正面に「雪姫」

右側に「海姫」

左側に「咲姫」

全ての部屋に明かりが燈っている。

相手がいる証拠だ。

3階正面に「鶴姫」

右側に「桜姫」

左側に「桃姫」

桃姫の部屋は明かりが消えているから相手がいない。

4階は、ワンフロアと一室になっている。

全て薔薇姫のためにある空間。

彼女は生まれてからこの建物から出ることを許されず、初潮が来てからはその空間で男の相手をしてきた。

残酷なほど美しい娘。
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