この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初花
第1章 琥珀
「名は なんという。」

「. .龍ともうします。」


怯える姿を見つめたまま
廓の女将に 言いつける。
「わたしの相手は、 この者に。」


「、、しかし、殿、その者は」


「わかっている。 いま訪れて
すぐに 抱ける者ではないのだろう。
十日、待つ」


訳もわからぬまま
女将とわたしを 交互にみている龍の前に

片膝をついて その薄い肩を抱き
しろい喉元にくちを寄せ
かるく かみついた。




声も出せずに 瞼をかたく閉じた貌が
夜になる度、眼に浮かんだ。
/27ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ