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いつかは結婚できると思い込んでる私へ
第4章 4
ホテルのソファーに並んで座ってすぐに唇は重なった。
夢中で草を食む羊のように唇や舌を柔らかく噛まれ、あやみの身体はすぐに求める準備が整ってしまう。
モジモジとした太ももの擦り合わせが見えていない海藤ではなかったが、すぐにそこへと向かうほど彼も未熟ではなかった。
耳たぶを甘噛みしながらボーダーのワンピースから肩を露見させ、緩やかに剥いでいく。
白肌は露にされる度にほんのりと赤く色付いていった。
胸部の支えを過ぎるとぽよっと豊かに揺れ、レースで飾ったブラジャーに覆われた乳房が現れる。
さすがに恥ずかしくなってきたあやみは、痛みを覚えたかのように肩を竦めて身を縮ませた。

「可愛い……」

クスッと笑った彼は鎖骨辺りに舌を滑らせ、器用にブラジャーのホックを外してしまう。

「やっ……」

締め付けを失った双房は恥じらうように弾んでその全貌を彼の前に晒した。
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