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いつかは結婚できると思い込んでる私へ
第5章 5
「ええ……ありがとうございます。実は……そうなんです」
「えー!? 良かったねー!! どんな人? 何やってる人なの?」
佳世は自分のことのように祝福した。
しかし女性の悲しい性で、はじめの質問は『何やってる人』と無意識に訊いてしまう。
相手の職業や状況を確認せずにはいられないのが、女性である。
因みに男の場合は彼女が出来た相手に訊ねる第一声は『年齢』である。
大抵の場合において若ければ若いほどいいという判定が下る。
アパレル勤務とあやみが告げると佳世は「素敵!!」と両手を重ねた。
佳世の相手が同僚のバツイチということを馬鹿にするわけではないが、どこか誇らしげになってしまう。
「えー!? 良かったねー!! どんな人? 何やってる人なの?」
佳世は自分のことのように祝福した。
しかし女性の悲しい性で、はじめの質問は『何やってる人』と無意識に訊いてしまう。
相手の職業や状況を確認せずにはいられないのが、女性である。
因みに男の場合は彼女が出来た相手に訊ねる第一声は『年齢』である。
大抵の場合において若ければ若いほどいいという判定が下る。
アパレル勤務とあやみが告げると佳世は「素敵!!」と両手を重ねた。
佳世の相手が同僚のバツイチということを馬鹿にするわけではないが、どこか誇らしげになってしまう。