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いつかは結婚できると思い込んでる私へ
第5章 5
二日後の夜、仕事終わりに逢えないかと連絡をすると海藤は快く応じてくれた。

「やあ、あやみちゃん。お待たせ」

「あっ……」現れた彼はスーツを着ていた。「すいません、仕事の後なのに……」

さりげなく探りを入れたように言うと海藤はにっこりと笑って首を振る。

「いや……俺もあやみちゃんと逢いたいなって思っていたから」

数日前なら胸がときめいた言葉も、嘘臭く思えてしまう。

ゆっくり話したかったからあやみは静かなレストランに入った。

「へぇ……なんか少し高そうな店だね」

海藤は内装を見回してボソッと呟いた。

「うん……今日は私が出すから……」

パチンコするお金はあっても私とデートするお金は惜しいんだ?

そんな喉元まで出かかった毒づきを呑み込む。
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