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すくらんぶる
第1章 救いの手
航太の浮気相手を知ってる??
未羽の鼓動が早くなる。
航太には新しいパートナーがいるのに、どうしてあたしに執着するの??
「お前は、もう航太のこと好きじゃねぇんだよな??」
『うん』
「撮影された映像も全部綺麗にして、別れたいんだよな??」
『‥‥うん』
「わかった。なんとか言ってみるわ」
日付が変わる前にヨシと別れるはずだったのに、気が付けば朝方になっていた。
ヨシに家の近くまで送ってもらうと、未羽は携帯を開く。
新着メール3件。
着信、12件。
未羽はヨシといるときは携帯を見ていなかった。
全部、航太からのだ。
未羽はすぐに言い訳のメールを作った。
【ミカが相談あるって言うから、ミカの家に泊まらせてもらったよ】
ミカは未羽の2つ下の高2年で、小さい頃から同じ学校だった。
恋多き女なのに精神的に脆く、未羽が学生の頃はよく相談されていた。
飲み会明けの早朝だというのに、1分もしないうちに航太からメールが来る。
そのあまりの早さに、ゾッとした。
【未羽、話がある。今日の夜、迎えに行くから】
メールを見た瞬間、手が震え始めた。
もしかして、あたしがヨシと浮気したこと‥‥知ってる??
航太とミカは面識があるし、ミカと会っていたという嘘も見抜かれているかもしれない。
もしそうなら‥‥あの動画は‥‥。

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