この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
すくらんぶる
第1章 救いの手
【早退すんならこれから会うか??】
ヨシからの返事はいつもと変わらない調子で、深く考えすぎた自分がバカらしくなった。
具合が悪いのは事実だから、部長に言って早退した。
そのままの足でヨシに指定された場所に向かう。
【お前、今どんな格好??】
【ジャケットにスカート。早退してまっすぐ待ち合わせ場所行くつもり】
【じゃあ、パンツ脱いで来て(笑)】
‥‥は??
何言ってるの??
人が航太のことで不安で泣いて吐いて大変なのに、パンツ??
意味がわからなくて返信できないでいると、電話が来た。
「お疲れ」
『あ、うん‥‥』
「メール見た??」
『あ、メール見たけど‥‥』
「パンツ脱いで来て」
『え、待ってよ、意味わかんない』
電話の向こうのヨシの声は明るくて、ふざけているようにしか聞こえない。
それが逆に未羽をイライラさせた。
「嫌なの??」
『嫌に決まってるじゃん』
「そういうこと言うとお仕置きするよ」
『なにそれ!!てか酔っ払いですか??』
「シラフだよ。いいか??会った時パンツ履いてたら、怒るかんな(笑)」
『え、うん‥‥』
「じゃ、後で」
ダメだ。
さっぱり意味がわからない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


