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すくらんぶる
第1章 救いの手
とりあえずヨシの言われたようにしておこう‥‥。
駅のトイレに入り、パンツを脱いでバッグに突っ込んだ。
なんだこれ‥‥。
すーすーする‥‥。
電車を待つ間も、いつもと違う緊張感を感じた。
満員電車に乗っても、人と密着することで緊張が解けない。
やっと待ち合わせ場所に着き、ヨシの車に乗り込んだ。
「おう」
『ねぇ‥‥なんのつもり??』
「とりあえず、後ろ行くか」
後部座席はすでにベッドみたいな状態になっていた。
なんだ、やる気まんまんじゃん。
「どうだった??」
『どうもこうも、パンツないとすーすーするし、満員電車はバレないか不安だし、もう最悪』
「ぷっ。俺が言ったのは、お前の男てどうだったかってこと(笑)」
『‥‥へ??』
「お前、思い詰めすぎ。でもよ、ここに来るまでの間はあいつのこと考えないで済んだだろ」
『‥‥う、うん』
ヨシは未羽を心配していた。
こんなやり方をする人ではあるが、ヨシは絶対に裏切らない。
未羽はどこかで安心していた。
「航太は終わりだ。まぁ、しばらくすればお前も真実がわかると思うから、俺はなんも言わない」
『どういうこと??‥‥え??』
「これ、なんでしょう」

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