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すくらんぶる
第2章 赤い花束
 

結局その日ヒカルは俺の存在を忘れ、あの化け物とアフターした。

帰り際、ヒカルに「忘れてた、ごめんな」と言われた時は、さすがに蹴りたくなったね。

まぁ、プロの俺は「気にしないでください。ヒカルさんの接客見られただけで満足です」なんて笑ったけど。

さっすが俺。

先輩にも名前を売るプロ。

実際、腸煮えくり返る思いだったけど、押し殺すことのできる天才。


真っ直ぐ帰る気にもなれず、俺は屋台で飲んで帰ることにした。

金がねぇし、誰かを誘うのもめんどくせぇから、一人でいい。

焼酎を飲むと、ほんの少しの量で酔っちまった。

俺ホストやれんのかな。

酒に弱いし。


屋台のオヤジと適当に会話してたら気に入られ、金をまけてもらってふらふらと家に向かう。

俺は今、2コ上の女の家に入り浸っている。


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