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すくらんぶる
第1章 救いの手


「編集大変だったよ。でも、人に自慢したいくらい綺麗に撮れてるだろ??」

『‥‥あ、う‥‥そ』

「俺は未羽の人生を狂わせるなんて簡単なんだよ。会社にこれを送ろうか??それともAV界で有名な会社にこの映像を売り込もうか??ククッどっちもいい反応が見られそうだね」


逆らえない‥‥逃げられない‥‥。

未羽はもう、航太から離れようとはしなかった。

言うことを聞けば何も悪いようにはしないと言われたから。

着替えて航太の家を出ようとすると、航太も着いてきた。


「駅まで送るよ」


肩を並べて家を出ると、隣の家のおばさんが庭先で花の手入れをしていた。


「あら航太くんと未羽ちゃん。相変わらず仲がいいわね」

「こんにちわ。綺麗なお花ですね」

「まぁありがとう。あなたたちも美男美女の理想のカップルね。羨ましいわぁ」

「ハハハッそんなことありませんよ。じゃ、失礼します」


おばさんとの会話を終えた航太は、前に向き直り歩き出す。

航太はまた冷たい笑みを浮かべた。


「あのおばさんは未羽の親の同級生だよね。もし未羽が裏切ったら、あのおばさんにも映像を流してあげる」


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