この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
モテモテ男の裏の顔⁉︎
第13章 言えよ‼︎
俺は走りながら、さっき聞いた番号へ電話をかけた。
コール音は鳴るが電話に出ない。
(何で出ねぇんだよ。)
何度もリダイヤルを押してかけるが
全く出る気配が無い。
部活を終えた奴らとすれ違うように学校へ向かうと、あの女が言っていた場所まで走る。
校舎裏にある倉庫。
こんなとこ誰も来ねぇよ…
俺も来たことねぇし。
校内はほとんど電気も消えていて
辺りもすっかり暗くなっていた。
あいつ。
この中にいんのか?
携帯で足元を照らしながら倉庫に近づくと、ドアには南京錠がぶら下がっていた。
あいつら。
まじでタチ悪ィわ…
しっかりとロックまではされてはいないが、こんなんじゃ中からは開けられねぇだろ。
俺は引っ掛けてある南京錠を取ると、
固定されたバーを外してドアを開けた。
そこには…
床に横たわる日和の姿があった。
【湊】ーSideー
End...

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


