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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第14章 守りたいもの。
『そっか。スゲぇな。お前の兄貴。
俺はまだガキだし、俺なんかが
大層な事は言えねぇけど。
俺も尊敬してる先輩たちから
同じように教わってきたから。』
「え?何が?どういう..
兄貴は鬼みたいに怖いよ?」
『バーカ。
お前見てると…
なんとなく分かった気がするわ。
そのバカみてぇに真っ直ぐなとことか、そういうお前の色んなとこ。』
「バカ⁉︎何そ..れ..?」
反論しようと湊を見上げた時…
私を見る湊の柔らかい笑みに
鼓動がトクンと音を立てた。
何でそんな顔すんのよ…
なんかズルいよ…
でも…
やっぱり湊は笑ってる方がいいな。