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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第22章 温かい家庭。
「湊ごめんね。ウチのアホ2人が..」
『ははっ!すげぇ楽しかったよ。』
湊はフワッと私を抱きしめると、
おデコにキスを落とした。
『明日、また学校でな?』
私の頭をポンと撫でると、
湊はバイクで帰って行った。
私はこれ以上絡まれないように自分の部屋に避難すると、ルームウェアに着替えてベッドに寝転がる。
今日1日の出来事を振り返ると、まるで夢を見ているようだった。
湊のことをたくさん知った。
楽しそうに笑う顔…
赤くなって照れた顔…
優しい笑みで見つめてくれる顔…
(もっと…色んな湊を知りたいな。)
布団に入ると微かに湊の香りがした。
まるで湊に包まれているようで、その心地良さにいつの間にか眠りに落ちていた。