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第26章 脅された私は⁉︎

怒りのままに日和を攻め立てると、小さな体を縮めて俯いてしまう。


（あー、クソ‼︎
何やってんだよ俺..）


日和だけを責めるのは筋違いだろ..

そもそも、あんな場所で日和を抱いちまった俺に責任がある。

それに..
怖い思いをしたのは日和だよな..


俺は日和を力強く抱きしめた。


（ごめんな..日和。
心配しねぇでも俺が守ってやる。）


それにしても誰だ？
こんな舐めたマネしやがるのは。


『日和。そいつどんな奴？』


「黒髪で眼鏡をかけた優等生…？」


それだけ言われても…

俺は周りに関心が無い分、
さっぱり分からねぇ…


俺らとタメか？
１年？２年？


多過ぎて分かんねぇよ！