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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第26章 脅された私は⁉︎
『つーか、何でその男を探してんの?』
「あー。なんつーか..
ちょっと面倒なことになってな。」
俺はあやふやに答えるが、今回は珍しく裕翔が話に喰いついてくる。
裕翔は日和に視線を移すと
ニっと笑みを浮かべた。
(こいつ何か勘付いてんのか…?)
『湊が必死になってるところを見ると、日和ちゃん絡みってとこだろ?また何かされたの?』
裕翔は探るように日和に質問を振った。
「え⁉︎ゃ..ぁの..ちょっと脅され..」
『日和。』
俺は日和の言葉を遮る。
(バカ正直にも程があるだろ..)
『なになに⁉︎
その優等生くんに脅されたの⁉︎
いったい何やったのさ〜?』
ほらな。
裕翔の興味津々の目…
日和の口から言わせるより、俺がちゃんと話すか。
俺は昼間のこと、保健室でのことをかい摘んで裕翔に話した。
裕翔は俺の話を聞いて妖しい視線を送ってくる。