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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第26章 脅された私は⁉︎


『あら〜。2人ともお盛んだねぇ♪』


『っるせぇよ‼︎』


俺たちを冷やかすように、ニタニタ笑う裕翔の視線を感じた日和は、俺の背後に隠れるとシャツをギュっと握りしめてきた。


俺は日和の頭をポンポンと撫でながら、裕翔を軽く睨みつけた。


『お前な…。
そんな目で見たら日和がビビんだろ。』


裕翔はクスクス笑い『ごめんごめん!』と戯けてみせた。


(年中盛ってんのはお前だろ!)


『とりあえず放課後、図書室行ってみれば相手も分かんだろ?捕まえて脅しちまえば..』


『バカか。事が大きくなれば、日和がまた危ない目に遭うだろ!』


(かと言って..どうやって話せばいい?)


俺は1人唸るように考えていた。


『日和ちゃんが囮にならない?』


『は⁉︎』 「え⁉︎」


裕翔の出した提案に俺と日和は同時に声を上げた。


『まぁまぁ。ちゃんと話聞けよ?』


そして裕翔はその作戦を話し出した。


俺は拳を震わせながら黙って聞いていたが、日和の意思もあり仕方なくその提案を飲んだ。


これから先の日和の身の安全を考えるなら、今は我慢するしかねぇ。


それでも俺は我慢できる自信がねぇ..



【湊】ーSideー



End...



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