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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第27章 放課後の図書室。


『逃げても無駄だよ?
今日はここには誰も来ないからね。』


「どういうこと⁉︎」


男は肩を上下させクスクス笑うと、またあの妖しい笑みを浮かべ、タグのついた鍵をチラつかせた。


『これ、図書室の鍵。
俺は委員で今日はその当番なんだ。
表には休館日ってプレート下げてきたから邪魔は入らないよ?
たっぷり日和ちゃんを抱けるね。』


舐めるような目で私を見ながら近づいてくる。


『あの時さ〜俺も屋上にいて、君たちがいる真下で読書中だったんだ。

そしたら日和ちゃんの可愛い声が聞こえてきて...フフ。その喘ぎ声を聞きながらオナニーしちゃったよ〜。』


男の話してくる内容を聞いて、私の背中はゾワっと総毛立った。


(こ.こ.こいつ何言ってんの…⁉︎)


私の青ざめた顔は引きつり、ニタニタ笑う男から慌てて距離をとった。


気持ち悪く笑う顔に恐怖して声も出ない。



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