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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第30章 彼女の言葉に。
まだ苛立ちが収まらねぇのか、不機嫌そうに先を歩く日和はひとりでブツブツ何かを呟いている。
その内容を聞いてると、頭ん中で思ってる事なんじゃねぇか?と思った。
日和から〝かっこいい〟とか一度も言われたことはねぇからだ。
本人は口に出してることに
気づいてねぇようだけど…
日和は俺のことをそうやって想ってくれてんだな。って思うと素直に嬉しかった。
その様子がおかしくてつい笑ってしまう。
本当可愛い奴。
日和の腕を掴んで歩きを止めると、俺は自分の素直な気持ちを伝えていた。
〝 お前が俺の彼女で嬉しい 〟
今まで女は面倒くせぇと思ってたはずが、日和に出逢いコイツを知っていく度に、俺の中で日和の存在はデカくなっている。
まさか自分がこんなにハマっちまうとは思いもしなかった。
【湊】ーSideー
End...