この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な相部屋
第15章 和解






やはり、親友も彼女も同時に失うのはかなり堪える。



好きな気持ちというのは残酷なモノで、もう奈緒が俺を想う気持ちなんかないのに俺は奈緒にフラれてからも奈緒への気持ちが静まる事はなかった。


奈緒も拓海も俺の事を避けてるし、むしろあの2人の間に俺の気持ちは邪魔なはず。


あの2人には俺が関わらない方が2人にとっても良い事なんだろうな。


「俺、今日日直だから先行くから」

「あぁ、わかった」


相田は俺よりもだいぶ早く出て行った。


俺はダラダラと支度をして、朝ごはんを食べに食堂に向かった。


食堂に着いて、人のいない1番隅で一人でボーッとしながら朝食を食べていた。


…いくらなんでも引きずり過ぎだよな。



カタンッ


突然俺の前の席に奈緒と拓海が座ってきた。


「龍牙…私、今日拓海君にフラれました」

「俺のお古で良ければどーぞ?……なんてな。龍牙の事好きな子といつまでも付き合ってても虚しいだけだから…龍牙、俺のワガママに振り回してごめん」


突然過ぎて俺は反応に困った。


/200ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ