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危険な相部屋
第16章 好き気持ち



拓海と仲の良さそうな雰囲気を見せられて、奈緒につい意地悪をしたくなってしまった。


好きな子をいじめたくなる衝動が今はすごく理解出来る。


俺の事好きだってわからせる為に一生懸命考えてる奈緒の姿は愛おしくて仕方なかった。


そして、初めて奈緒からキスをしてくれた。


俺は奈緒の腰を引き寄せて、奈緒のキスを深くさせる。


奈緒のトランクスの中に再び手を入れて、アソコの指を這わせると同時に予鈴が鳴った。


「あ…」

「まだよくわからなかったな」

「嘘っ…今のじゃダメ?」

「全然わかんねぇ」

「…うー…龍牙の事こんなに好きなのに伝えるの難しいよ…」

「放課後に延長戦だな…拓海が風呂でいない時部屋行くから」

「うん…わかってもらえるように頑張るね」


本当は今すぐにだって授業サボって奈緒に飛びつきたいところを抑えた。


俺こういうの向いてねぇな…
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