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危険な相部屋
第21章 お風呂
「…嫌だったら言えよ」
「嫌じゃない…///」
そう言うと、龍牙は私の乳首を食べるようにして口に含んだ。
チュッと吸われたり、舌で転がされたりして久しぶりの感覚に私はいつも以上に感じていた。
龍牙の手が腿を伝い始めた時だ。
コンコンッ
「失礼致します。御食事はお済みでしょうか?」
「は、ハイ!」
私達は慌てて浴衣を元通りに戻して、立ち上がった。
仲居さんが片付けに来る事をスッカリ忘れていた。
龍牙は私の手を引いた。
「…外に散歩にでも行こう」
「うん…///」
全部脱いでなくて本当に良かった。
龍牙が羽織りを着させてくれて、私達は部屋の外に出て行った。
旅館の中庭がライトアップされていて、散歩をするのにちょうど良かった。
「…わりぃ…俺、余裕ないな」
「そんな事ないよ…私も龍牙と同じ気持ちだもん…」
「……部屋戻ったら風呂だからな?速攻で!」
「うんっ」
しばらくゆっくり中庭をお散歩して、部屋に戻るとお布団まで敷いてある状態になっていた。