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危険な相部屋
第4章 気まずい相部屋
人生初男子の制服…
こんなの一生着なくてもいいのに…普通に女の子の制服着たいよぉ…。
ブレザーにネクタイ…ネクタイ?
ネクタイってどうやってやるの?
龍牙もう行っちゃったから龍牙にも聞けないじゃん!
もう…仕方ないのでネクタイを持って隣りの校舎へと向かう事にした。
教室に着くと、ちょうど始業式が終わってみんな教室に戻ってきたところだった。
すると、後ろから突然肩を組まれる。
「奈緒、腹の具合もう大丈夫なのか?」
肩を組んできたのは確か…そうだ!拓海君だ!
「うん…急に下してびっくりしたよ」
「ん?ネクタイどうした?」
「あぁ…前の学校ネクタイじゃなかったからやり方わからなくて…」
「そうなのか!よしよし、俺がやってやるよ」
「いいの?拓海君、ありがとう!」
「お、おう///…ネクタイ貸せよ」
私は拓海君にネクタイを渡した。