この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
危険な相部屋
第6章 大浴場
早速部屋に戻って大浴場の事を伝えると、奈緒は喜んでいた。
相変わらず可愛い笑顔で笑いやがって…
「でも…本当に誰も来ないかな?あとから入ってくる人いるんじゃない?」
「俺が鍵持ってるから内側から鍵かければ誰も入れないし、清掃中の札付けておくから安心しろ」
「龍牙って本当良い人だよね!楽しみだなぁ」
そして、夜になり入浴時間が終わった後。
俺は適当に風呂の掃除を済ませて誰も来ないことを確認した。
「じゃあ、一応外のベンチで誰か来ないか見張ってるから…ゆっくり入って来いよ」
「うん…本当にありがとね」
奈緒を大浴場に残して、大浴場の前のベンチに腰を掛けた。
しかし…チーターと戦って大怪我って爪痕を残されるのか?
それか噛まれた?
しまった…気になる。
俺はもう事情がわかったわけだし、今奈緒とは一番仲の良い自信がある。
よし。俺も奈緒と一緒に入ろう。
俺は決心して、大浴場の鍵を開けて内側から鍵を閉めた。