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危険な相部屋
第6章 大浴場




早速部屋に戻って大浴場の事を伝えると、奈緒は喜んでいた。

相変わらず可愛い笑顔で笑いやがって…


「でも…本当に誰も来ないかな?あとから入ってくる人いるんじゃない?」

「俺が鍵持ってるから内側から鍵かければ誰も入れないし、清掃中の札付けておくから安心しろ」

「龍牙って本当良い人だよね!楽しみだなぁ」


そして、夜になり入浴時間が終わった後。


俺は適当に風呂の掃除を済ませて誰も来ないことを確認した。


「じゃあ、一応外のベンチで誰か来ないか見張ってるから…ゆっくり入って来いよ」

「うん…本当にありがとね」


奈緒を大浴場に残して、大浴場の前のベンチに腰を掛けた。


しかし…チーターと戦って大怪我って爪痕を残されるのか?

それか噛まれた?


しまった…気になる。


俺はもう事情がわかったわけだし、今奈緒とは一番仲の良い自信がある。


よし。俺も奈緒と一緒に入ろう。


俺は決心して、大浴場の鍵を開けて内側から鍵を閉めた。



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