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危険な相部屋
第7章 危険な相部屋

龍牙はちょっと怒った様子でトイレに行ってしまった。
やっぱりサラシ巻かないと駄目かな?
せっかく龍牙がバレないように気を付けるように心配してくれてるのに意識が薄かったかも…後で謝ろう。
朝食に向かう準備が終わっても龍牙はトイレから出てこない。
「龍牙ぁ?大丈夫?お腹痛いの?」
「……飯先行ってて」
「うん…」
やっぱり怒ってるのかな?
それとも、急に具合悪いのかな?
どっちにしても心配だな…
私は一人で部屋を出て、食堂に向かった。
食堂に向かう途中の事。
ハッとした。
部屋の鍵忘れた!
今は龍牙が部屋にいるけど、戻った時にちょうど入れ違いになったら大変だ。
急いで鍵を取りに戻った。
部屋のドアを開けて、自分の机の上に置いてある鍵に直行すると龍牙がトイレから出てきていてベッドのところにいた。
「あ!龍牙、お腹大丈夫?今ね、鍵忘れちゃって…….」
「!?………」
私も龍牙も固まった。
だって……だって!
龍牙が大きなアレ出して手で摩ってる真っ最中…….。

