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危険な相部屋
第8章 イケナイ気持ち
「おい、止めとけよ。嫌がってんじゃん」
その間に入って、クリームの入ったチューブを取り上げたのは、なんと拓海君だった。
「拓海、何だよ?龍牙みたいなキャラに転向すんの?」
「甘いな…こんな物なくたって奈緒の乳首はピンクだ!無駄じゃね?無駄にならないように俺が試してやるよ」
拓海君は自分の制服を捲り上げて、乳首にクリームを塗り始めた。
その時、拓海君はみんなに気付かないように教室から出るように手でジェスチャーをしてくれて私は拓海君が注目を浴びてるうちに教室を出て行った。
助かったぁ…拓海君って龍牙と仲良いだけあって良い人だなぁ…龍牙も良い人だからきっと類は友を呼ぶんだね!
そんな事より龍牙は何処行ったんだろ?
龍牙の事を探し回っていると、やっと見つけた。
龍牙は屋上に続く階段の影で…寝ている。本当によく寝ていて、起こすのが可哀想だ。
もしかして昨日あんまり眠れなかったのかな?
私の事で悩ませちゃったのかも…。
龍牙にはお世話になりっぱなしだもんね。
ここ人ほとんど来なさそうだし、寝かせておいてあげよう。