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危険な相部屋
第8章 イケナイ気持ち
………体痛い。
めちゃくちゃ爆睡してしまった。
いくらカーテン敷いてたとはいえ、床で寝るのは体痛くなるよな。
まだぼーっとする。っつーか、今何時だ?もうすぐ昼なんじゃないか?
俺は起き上がって、ポケットからケータイを取り出して見てみた。
16時か………16時!?
まじかよ!?こんな所で何しっかり睡眠時間取っちゃってんだ!?
奈緒のフォローするって言ってたそばから…最悪だ。
それに!トイレ掃除だ!
俺は急いでトイレに向かった。
「龍牙!やっと見つけた!」
「ん?あ!わりぃ!風呂場の鍵な?」
昨日のリア充に声を掛けられて、風呂場の鍵の事を思い出した。
「そうだ!今日も風呂場掃除してやるから借りたままでもいいか?」
「マジで?今日もやってくれんの!?…ってなんでだ?そんな風呂掃除好きなのか?」
「そ、そうなんだ…俺の趣味風呂掃除って知らなかった?」
「マジかよ!趣味変わってんな?それなら、罰則期間中の風呂掃除龍牙に譲るよ」
奈緒の奴昨日俺のせいで、結局大浴場で身体洗っただけになったしな。
奈緒の為に大浴場の鍵を預かる事にした。