この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
危険な相部屋
第11章 デート①
そして、当日。
その場所に行く前に、おっさんの家に寄った。
奈緒の女物の服など全部おっさんの家にあるので、その着替えの為だ。
奈緒が着替えている間、おっさんの家のリビングで待機。
「龍牙、奈緒ちゃんのフォローはちゃんと出来ているか?」
「やってるよ…今の所誰も疑ってないみたいだし」
「そうか。しかし、今日はこれから奈緒ちゃんの友達と合流するのに何で龍牙も行く必要があるんだ?」
「お、俺だって…出会い求めてるし!」
「そうか…奈緒ちゃんは大事な娘さんだからな!くれぐれも間違いの起こさないように!」
おっさん…ごめん…もう起こしてます。。
コンコンッ
「お待たせ…少し時間掛かっちゃってごめんなさい…」
女の格好をして、付け毛を付けた奈緒が着替えを終えて出てきた。
!!!
「おー、奈緒ちゃん可愛いじゃないか!普段女の子の格好させてあげられなくて本当にすまないね」
「いえ!理事長先生にはとても良くしてもらってるので…」
「………奈緒、時間なくなるからもう行くぞ」
「あ、うんっ…それじゃあ、行ってきます」
俺は奈緒を連れておっさんの家を出て行った。
………狂気か!?
めちゃくちゃ可愛いぞ!
奈緒の奴俺をどうする気だ!?