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第11章 デート①

着いた先は有名なテーマパーク。


前回来たのは、前の学校のお友達とで今学校に通ってる間は行けないと思ってた。


どうしよ…すごく嬉しい！


「チケットあるからそっちの列並ぼう」

「チケットもうあるの？あ、お金…」

「いらねぇよ！もらったやつだから……ってちょっと待て！」

「どうしたの？」


龍牙は取り出したチケットを驚いた表情で見ていた。


「ふざけんなよ！コレ、一昨年で期限切れてるじゃねぇかよ！何で俺も気付かなかったんだ…」

「へ…えっと、じゃあ…チケット売り場行こ？当日券買ったら大丈夫だよ」


当日券のチケット売り場もすごい列だ。


「奈緒はそこで待ってて、俺買って来るから」


龍牙はそう言ってチケット売り場に走って行った。


人多いけど戻って来れるかな？