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危険な相部屋
第12章 デート②
「罰として今夜は手伝いじゃない方な?」
「…うん///」
また唇が重なる。
龍牙の舌が私の口の中に入ってきて、私はそれに一生懸命応えた。
いつもより濃厚なキスで、いつの間にか押し倒されていた。
最後に上唇をチュッと吸うようにされて、唇が離れる。
唇が離れると、龍牙は私の耳元で囁いた。
「…今日の下着って女物?」
「うん…久しぶりに…ヒャッ」
そう言うと、龍牙は私の耳にチュッとキスをした。
「耳弱いからダメッ」
「知ってる…わざとだし」
龍牙はそう言って悪戯っ子みたいに笑った。
「…龍牙の意地悪」
「奈緒が可愛いのが悪い」
「もぉ…違うもん…」
またキスをして、服を脱がされてあっという間に下着だけになっていた。
「…いつもサラシとトランクスだから…やっぱり女物の下着だとまた違うな?」
「…変かな?」
「いや…可愛いよ…すげぇ興奮する」
今回は下着も悩んで可愛いのを選んだので、龍牙にそう言ってもらえるのは嬉しかった。