この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
知代の性活
第6章 九月 身も心も濡れた夜
「ふー…気持ちいいわね」

 大浴場の湯船に沈んで、志穂は足を伸ばす。
 知代も隣に並んで湯につかる。

 大きいお風呂は手足が伸ばせて気持ちがいい。

 でもなぁ…

 ちらり、と横の志穂を見る。

 貧乳で、見た目も子供っぽい自分と違って、志穂は体も物腰も、大人の女性だ。
 大きな胸は綺麗な形で、腰のくびれに沿って落ちる水滴まで美しく見える。
 少し濃い陰毛は、きわどい衣装を着るコンパニオンという職業柄か、それとも夏に水着になったためか、形が整えられている。濡れてぺったりと張り付いているのが、なんとも悩ましい。
 暖かい温泉に上気した顔は、ほんのりと赤く染まり、柔らかそうな頬のラインに汗が流れる。

 そんな志穂が髪を洗う姿が、とても美しいと、知代は思わず見とれてしまったりもした。

「どうかした?」
 
 知代の視線に気付いて志穂が言う。

「あ、いえ…あの、あっちの露天風呂が気になって」

 知代はとっさに話を逸らす。
 実際、大きな浴槽に面した窓の外に広がる露天風呂に興味があった。

「行ってみたけど…混んでますね」
「そうね。多分イベント帰りの人が多いのね」

 知代がいたイベントに参加したスタッフ、来場した人。
 そういう人もたくさん来ているのかもしれない。

「実はね…」
「はい?」
「部屋取ったでしょ」
「あ、はい」
「最後の一部屋でね。そこ…露天風呂付きだったの」
「え…お部屋にですか?」
「うん。小さなお風呂だけどね。だからここで、のびのびお湯につかって、その後ゆっくりお部屋のお風呂を楽しみましょ」
/293ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ