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知代の性活
第7章 十月 愛をもって脱がされる
「だめ…出来ない…」
「知代ちゃん、大丈夫だよ。出来るよ…出来ないと、ね…」

 和也は少し考えて、スカートを脱がせる。
 
「だめ、恥ずかしい…見ないで…」

 明るい太陽の下に、白い太ももを曝け出され、知代は恥ずかしげに身を縮める。
 先程見えた白い下着。透き通るように白い太もも。
 黒いタンクトップとのコントラストが鮮やかに、和也の性感を刺激する。


 顔に近づけられたそれを、再び口に含む。

 次に脱がされたのは、タンクトップ。

 知代の体を隠すものは、白いブラジャーと、同じく白で面積の小さい下着のみになった。
 首には赤いペンダントが揺れている。

 じわじわと脱がされ、知代も知らずに昂ぶっていく。
 少し冷たい秋の空気に肌が粟立つが、体の中は熱くなってくる。

 それでも、外でこれ以上脱がされるのは恥ずかしい。

 どうやら太陽の角度が変わって、二人がいる辺りは暖かな日差しが降り注ぐようになっている。

 それを目当てに家族連れが、二人の隠れる茂みのすぐ目の前にシートを広げた。
 
 お互いの姿は見えないが、じっと息を殺した二人の耳に、母親らしい女性の声が聞こえる。
 どうやら、幼稚園の友人同士の家族で遊びに来ているらしい。

 運悪く、そこでおやつを食べ始めてしまった。
 
 子供のはしゃぐ声、お菓子の袋を開ける音。

 知代は見つかるかもしれない、という恐怖と恥ずかしさから、ついに涙を流した。
 それでも和也は知代の口に咥えさせる。

「見つからないように、口でして早く終わらせないと」

 知代は極限の羞恥に後押しされて、口に含んだものを吸い、裏側に舌を這わせた。

 肩に置かれた和也の手は、指先で掻くように滑り、知代の胸を両手で掴む。
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