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知代の性活
第9章 十二月 歌うためなら、性を、体を
 一通りスチール撮影を終えると、オーナーの持つカメラに向かせる。
 店のHPに、知代がライブのお知らせをしている動画を載せるためだ。

 カメラに向かい一生懸命にしゃべっている知代の姿を重倉は撮影する。
 いくつかのパターンを撮っていて、それに集中している知代の太ももを中心に撮影する。
 
 後ろに回って、スカートの裾からわずかに見える下尻を。
 自身がもっと屈んで、可愛い下着に包まれた尻を。

「あ…あの、ちょっと…」

 知代が気付いた。

「見えちゃうから…」
「大丈夫、見えてないよ。ちょっとセクシーだったけど」
「…困ります」
「ほら、ちゃんと続けて。カメラのほう見て」

 言われて仕方なく知代はカメラに顔を向ける。
 真面目でまだまだ純粋、悪くいえば単純な知代は、重倉には世話になっているから、という意識もあるのかもしれない。

 オーナーのカメラに映らないよう、しゃがんだまま知代に近付き、ローアングルから撮影してみる。
 何とか笑顔を取り繕いながらも、スカートの裾をしっかり押さえている健気さに、重倉の性欲がムラムラと沸き起こる。

 美味しそうな太ももに手を伸ばす。
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