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知代の性活
第9章 十二月 歌うためなら、性を、体を
 少女に体中を舐めさせるのが才藤の好みだった。
 知代の舌を首筋で受けながら、パンパンになって居心地の悪い肉棒を、ズボンのファスナーを下ろして解放させる。
 
 知代の舌は、戸惑いながらも才藤の乳首に触れる。
 
「そう、そこをもっと舐めてあげて。反対側は指でくすぐるんだ」

 横から重倉が言い添える。
 指先でコリコリと乳首を擦ると、才藤は気持ちのよさそうな声を上げる。
 指先に舌先に、薄い脂肪を通して骨の感触がする。

 下着を押し上げている肉棒の先から先走りの液が漏れ、下着に染み出している。

 知代に上半身を舐めさせながら、才藤は尻を浮かしジーンズを脱ぎ捨てた。
 知代の手を取り、下着の上から股間を握らせる。

 知代は才藤の上半身を舐め尽し、再び乳首を吸いながら、この後のことを考えていた。

 あそこを口でするように言われるのだろうか…
 することが出来るだろうか。

 先に手で触って擦ったりすれば、その分だけ口でする時間は短くなるかもしれない。

 そう思い、自ら才藤の下着を下ろし、勃起したそれを手でしごく。
 知代の手の動きにあわせて才藤の腰も前後するが、才藤は知代の予想を超えたことを要求してきた。

 ソファに深くもたれて座り、足を大きく開く。
 才藤の肛門までもが丸見えになった。

「舐めて」

 才藤が言う。
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