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知代の性活
第9章 十二月 歌うためなら、性を、体を
「な、舐めるって…」

 もしかして、肛門を舐めろ、と言っているのか?
 そんなところ、舐められるはずがない。

 知代が体を硬くすると、才藤は開いた足で知代を引き寄せる。重倉も背中を押してくる。

 開いた足の中、屈む知代の目の前に、才藤の肛門。
 濃い陰毛は下腹部から肛門周りまで続いている。

 このままじっとしていても事態は好転しそうもない。
 せっかく手に入れたステージを失ってしまうかもしれない。

 意を決してそこに顔を近づける。
 フェラチオを強要させられた時のような嫌悪がぞろり、と体を這う。
 汗の匂いか排泄物の匂いか、嫌な臭いに男臭い体臭が混じり胸が悪くなる。

 少し舌を伸ばせばすぐに触れられる距離まで近付いたものの、どうしても舌でそこを舐める気にならない。
 額に勃起した肉棒が当たる。知代を急かすようにピタピタと打ってくる。

 目を閉じて息を止め、知代は舌を伸ばす。
 首の後ろに回された才藤の足が知代を引き寄せ、舌が肛門に触れた。

「う…っ」

 短いうめき声は知代のものか才藤のものか。

「もっとしっかり舐めて」

 舌を出したまま、イヤイヤをするように首を振る。
 それは知代からすれば「無理」という意思表示なのだが、その首の動きが才藤の肛門を広く刺激する。

 才藤の足がかすかに開き、知代の体がわずかに離れる。
 すると途端にまた足に力が入り知代の顔と舌が肛門に押し付けられる。

 男の肛門を舐めるというおぞましい行為に、知代は涙を流して耐えた。
 
 そんな知代を重倉はずっと撮影し続けている。
 才藤が持っていたカメラで、動画で知代の姿を収めている。
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