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知代の性活
第1章 四月 強引な人生初の絶頂
「なら下着脱がせるぞ」
「え…」
「ここ触るのやめてやるから、おとなしく脱がされろよ」
「え…やだ…」
「じゃあまた触るぞ」

 グスリ、としゃくりあげる知代の下着に手をかける。
 脱がそうとすると、弱々しくも下着を掴んで抵抗するも、藤井はその手を払いのけて下着を足から引き抜いた。

「上も脱げよ」
「…」
「お願い聞いてクリを触るのやめてやったんだから、全部脱いで裸になれ」
「…いや」
「今更抵抗するなよ。もう一度触るぞ」
「…ひっ」

 引きつったような息。覚悟を決めたか知代は自らTシャツを脱いだ。
 露になる細い体、小さな胸。

 常夜灯の小さなオレンジの光の中でも、綺麗な体だった。

 ふと藤井が体を離す。
 知代はその隙にと毛布を体に巻きつけるも、部屋の明かりが点けられる。

 藤井が部屋の電気のスイッチを点けた。

「明るくなったな」

 しっかりと毛布に体を隠す知代の目の前で藤井も服を脱いで全裸になった。
 勃起した藤井のものが見える。

 知代は一瞬だけ見てすぐに目を逸らした。

 それは元彼のものよりもずっと大きかった。
 元彼と義兄のものしかしらない知代は、二人の大きさが標準だと思っていた。

 実際その二人の性器は小さくはないのだが、藤井のものはさらに大きかった。
 
 大きくて硬そうだった。

 元彼のものを挿れられた時だって、あんなに痛かったのに。
 もしこのまま最後までされてしまったら…

 あんなに大きなものでされたら…

 恐怖と絶望が再び知代を襲い、責めにすり減らされた気力をさらに奪っていく。

 その隙に毛布を奪われそうになり、力任せに抵抗するも、腕力では男に敵うはずもなく、生まれたままの姿を明るい部屋に晒すことになった。
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