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知代の性活
第9章 十二月 歌うためなら、性を、体を
 しゃがみこんだ知代を後ろから見れば、ピンクと白の細かいストライプの下着が丸見えだ。
 思わずそこに手を伸ばす。
 手のひらにしっとりと吸い付くような柔肌。指で押せば弾き返してくる弾力。

 重倉の手を払いのけようと、上半身を才藤の足に組み伏せられたまま、後ろ手に抵抗を試みるも、その手も才藤に掴まれた。
 
 体の自由を奪われた知代の、突き出された尻を包む下着を、重倉はゆっくりと下ろしていく。
 
「やめ…んぐっ…!」

 抗議の声は才藤の肛門に遮られた。

 重倉はしっかりとカメラを片手で固定し、じわじわと下着を下ろしていく。
 白い尻が少しずつ露になる。

 染みひとつない綺麗な柔肉。
 谷間の底に、小さな肛門が見えた。

 知代が普段から清潔を心がけているためか、嫌な臭いは全くない。
 
 もう少し下げれば後ろからでも、知代の割れ目が見える、というあたりで重倉は手を止めた。

 『裏』のライブで流すことのことを考えている。
 今まで何人もの少女を食い物にしてきたが、知代ほど清純さと性的な色気が同居した少女はいなかった。
 今日まで男に何度も何度も犯され続け生まれた色気なのだが、重倉はもちろんそんなことは知らない。

 ただ、この少女は金になる、と思った。
 だからここで手を止めた。

 これ以上を見たいという客からは金が取れる。

 それを意識して、そこでわざと手を止めた。
 存分に尻を映してから、ようやく下着を下ろす。

 不本意な性行為を強要されているとはいえ、知代の体は素直に反応し、股間はしっとりと濡れはじめている。

「あ…んっ、あぁ…んぐっ…」

 指を差し込まれ、知代が喘ぎ声を上げる。
 その喘ぎの口の動きと吐息が才藤の肛門を刺激する。

 知代の中を掻き回した指を引き抜くと、中から溢れる粘液が絡み付いている。
 それをカメラに映し、再び指を沈めると、きゅんきゅんと締め付けてくる。

「あふ…んんっ、あぅ…あん…っ!」
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