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知代の性活
第10章 一月 乱れる姿を自分で見ながら
 背中の肌も柔らかかった。少し汗ばんでいるのが、健康的で尚いい。
 ブラジャーのラインがシャツに浮かび上がる。

 もう少し強く押すから、と言って、肩甲骨の下あたりに親指を当て、手のひらで包み込むように背中を押す。
 親指以外の四本の指は腋の下。指先がかすかに横乳に触れ、ほんのわずか胸の柔らかい感触が指先に伝わる。

 足を開いたまま、その間に上半身を沈み込ませる知代は、筋が伸びる痛みに耐えているためか、その指には気付いていないようだ。

 汗に溶けて知代の体臭が漂う。
 爽やかな、少女らしい少し甘い香りだ。

 もう少し触ってみたい。

 その臭いに酔ったか、いつの間にか続木は、知代の歌のトレーニングという目的を忘れた。
 少しでも少女の体に触れていたかった。

 強く押した際に、手が滑ったように見せかけて手のひらを前に滑らせる。
 両の手のひらの中に、知代の薄い胸が納まった。

「きゃっ!」
「ああ、すまん、手が滑った。嬢ちゃん汗かいとるから」
「あ、はい。ちょっと暑くて」
「どれ、少しやり方を変えるかね」

 正座の形から前に手を着き、床に膝をつけたまま足を外側に開いていく。
 自宅で一人でも出来る、股関節のストレッチだ。
 体の柔らかい者なら下腹部がぴったりと床に付く。

 驚いたことに、腹がでっぷり出ている続木はそれが出来た。
 短い足を目一杯開き、潰れた蛙のように、ぺたり、と床に体を付けて見せた。

 それを見て知代もチャレンジしてみるも、足が開かない。
 床と下腹部に隙間がある。

 続木は後ろに回って知代の背中を上から押す。

「あ、ん…」

 思わず漏れる知代の吐息に、少女の喘ぎ声を連想して、いよいよ続木の性欲は高まる。
 ぴったりとしたジャージは尻の丸さを隠せず、そこに下着のラインがはっきりと浮き出て見える。

 尻の少し外、太ももの外側に手を添えて押してやる。
 その太ももの柔らかさ。首をうなだれたことによって見える、細い首筋にうなじの艶かしさ。

 清楚で素直な少女に似合わぬ色気に、続木は無意識に股間を握り締める。
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