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知代の性活
第10章 一月 乱れる姿を自分で見ながら
「あぅ…や、やめて下さい」
「どうだ、同じ臭いがするか?」

 ぐいぐいと知代の鼻に押し付ける。形のいい鼻が歪に押し潰される。

 中年というより、むしろ初老の男の力のない肉棒。
 その緩い肉の感触が気持ち悪い。
 
 散々男に犯されてきた知代だったが、勃起していないそれを見るのは知代は初めてだった。
 
「さて、もう一度精液を出さなきゃならんから、今度は手伝ってもらうぞ」
「も、もう一度って…んぐっ!」

 抗議の声を上げかけた口に肉棒を押し込まれそうになり、慌てて口を閉じる。
 先端に残った精液が知代の唇に塗られていく。

 少女の柔らかい唇の感触に、年齢的なハンデを乗り越えて復活できそうな気配が股間から送られてきた。
 
 知代がなんとか押し返そうと下腹部に手を当てると、毛深い皮膚の感触。
 上半身は作業服に隠されているが、薄い頭髪と対照的に続木の体毛は濃い。
 胸から臍にかけて毛が生え、その下のごわごわとした陰毛にほとんどつながっている。
 
 毛の下に、ぶよぶよの脂肪。

 強く押し返したかったが、手に伝わるその感覚が気持ち悪く、知代は一瞬躊躇ってしまった。

 そのわずかな隙に、続木は下に手を伸ばしてシャツの上から知代の胸を鷲掴む。
 薄い胸だが、柔らかい。ちゃんと胸の感触を持っている。
 シャツとブラジャーと二枚の布を通してさえ、続木の手のひらを十分に楽しませる。


 生で触りたい衝動に駆られ、シャツをたくし上げようとすると、裾を両手でしっかりと握って抵抗してくる。

 それならば、と再び胸に手を伸ばし、まさぐって乳首を見つけ、コリコリと指先で引っ掻く。

 ピクリ、と知代の体が揺れる。
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