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知代の性活
第10章 一月 乱れる姿を自分で見ながら
「ん…んん…やめ…んんっ」

 閉じた唇にぴったりと肉棒を当てられ、満足な抗議も出来ないまま、知代は目を閉じて耐えた。
 一筋涙が流れ、唇に塗りたくられた精液と溶けて混ざる。

 胸をまさぐる手を止めようとすればシャツを捲くられそうになり、そちらを押さえれば胸をまさぐられる。

 そんな堂々巡りを続木は楽しんでいるようだ。
 胸を触る手を離すと、先回りして知代の手がシャツの裾を掴む。それを見越してもう一度胸を揉んでやると、かすかに口が開き短い息が吐き出される。

 その手を押さえようと知代の手が伸びる寸前、シャツの首もとの狭い隙間に強引に手を入れた。

 少し汗ばんだ肌の感触。暖かく柔らかい。
 さらに手を差し込んで、ブラのカップの隙間に指を入れるとすぐに乳首に突き当たる。
 先程服の上からしたように、乳首を指で弄ぶ。

「あ…んん…やめて、下さい…」
 
 続木の腕を抱くように、知代が腕を掴む。
 ずんぐりとして毛深い腕は、少女のそんな抵抗などものともせず、胸を揉み、乳首を捏ねる。

 小さくても柔らかく、張りがあって、いい揉み心地だった。
 柔らかい乳房の奥に残る硬さは、少女特有の、今しか味わえないものだ。

 なんとか体を離そうとする知代の目に、通路の向こう、外を歩く人が見えた。
 
 あまり派手に暴れると外に気付かれてしまうかもしれない。
 せめて長椅子の隅、外から見えない位置まで移動しようにも、短くて太い続木の腕は木の幹のようにびくともしてくれない。

 シャツの中に差し込んだ手をさらに深く入れ、内側からシャツの裾を掴み一気に引き上げる。

「あっ…いやぁ…っ!」

 腕から抜かれていないシャツは知代の顔を隠す。
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