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知代の性活
第10章 一月 乱れる姿を自分で見ながら
 やっと続木は知代の体をじっくり楽しむ気になった。
 くびれた腰に舌を付け、腰骨まで這わせる。
 陰毛は薄く、面積も狭い。
 その一本一本を濡らすように、丹念に何度も舌を往復させる。

 抱きしめれば折れてしまいそうな細い腰に腕を回し、何度も何度もそこを舐める。

 夜疲れて帰ると、妻が腰が痛いと言って、こっちが疲れているのも構わずマッサージをさせられることがある。
 腹回りに付いた、ぶよぶよとした脂肪の手触り。思い出しだけで吐き気がするようだ。

 この少女の腰とはまるで違う。
 中年太りの脂肪の柔らかさではなく、しなやかな健康的な肌の柔らかさ。

 これだけで、今後何度も思い出しておかずに出来そうなくらいだ。

「あぅ…やめ…お願い…んっ…」

 たっぷり自分を焦らして、ついに少女の割れ目を味わう。

 若い頃から体を交えていないとはいえ、男遊びの激しかった妻は、二十代にしてもうすえたような性器になっていた。
 醜く形も崩れているし、色も黒ずんでいた。

 それに比べて目の前のこれは、まさに観賞用と言ってもいいくらいだ。

 色素の沈着もなく、指で開けば奥は粘液に濡れたピンクの肉ヒダ。
 指を離せば、一筋の線のようにぴったりと閉ざされてしまう。

 濡れやすいのか奥から溢れてくる湿りが、閉ざされた割れ目から染み出してくるようだ。
 自らの粘液でしっとりと濡れた清潔な割れ目に、恥ずかしげに薄く茂った陰毛は、これ以上ないほどの美しい組み合わせに見えた。
 
 細いのに肉の詰まったような肉感的な太ももに手を添えて大きく足を開かせ、割れ目に指を挿れてみる。

「あぁ、ん…指、だめぇ…!」

 ねちり、と粘液の音がして、指を強く咥え込まれた。
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