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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
「ご活躍みたいじゃないか」
「な、何のことですか…?」

 知代は自分のセックス動画が公開されていることを知らない。
 
 ふん、と新堂が鼻で笑う。

「俺がな、知代の出演を決めさせたんだ。感謝してもらいたいね」

 新堂は、一度犯して自分のものになった、とでも言うかのように「知代」と呼び捨てで呼ぶ。
 ニヤニヤ笑いながら近付く新堂から逃げるように、一歩後ろに下がる。
 
 新堂に注意を向けていたため、慣れない部屋での目測を誤り、ベッドにぶつかり倒れこんでしまった。

 すかさず、新堂が覆い被さってくる。

「いやぁ!」
「久しぶりにやらせろよ」
「いやだ、お願いだからやめて下さい…!」
「前には散々感じさせてやったろう」
「そんなの…んっ…!」

 突然口を吸われ、知代の抗議の声が止まる。
 新堂の手は、手触りのいいニットの上から胸を揉み、知代はその手を引き離そうともがく。

「やめて…ん、これから、リハーサルがあるから…あんっ」
「可愛い声で感じるようになったじゃないか。何人男にやられた?」
「ん、んん…あふっ…離して」
「言ってみろよ、どんだけやったんだよ」
「私、そんなこと…ん、どこ触って…あ、んんっ!」

 ニットワンピースの裾から新堂が手を差し込んでくる。
 薄いタイツと下着越しに、早くも知代の割れ目を指でなぞる。

 何の色気もない白い下着も、黒いタイツから透けて見えると、いやらしく見える。
 
 下着の上からグリグリと割れ目に指を押し込むと、知代はビクビクと体を震わせてくる。
 その反応が愉快で、新堂の指はより強く、知代の割れ目を穿つ。

 前に犯した時もそうだったが、この少女は感じやすい。
 『AGカフェ』の動画を見る限り、その感度はさらに上がっているようだった。

 夜にまたじっくり楽しませてもらうとしても、久しぶりに姿を見たら我慢が出来なくなった。
 知代の感度をすぐにでも試してみたかった。

 タイツに覆われた足もいいが、やはり生足に触れたい。
 強引に脱がせようとしても、ぴったりとフィットしていてなかなか脱がせることが出来ない。

 どうやら自分で思っているより、知代を犯すことに対して興奮しているらしい、と新堂は苦笑を漏らす。
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