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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
 お互いの体が泡まみれになった後、新堂はシャワーを取り体を流す。

 シャワーから流れる湯に溶けて、泡が流されていくと、それに隠されていた知代の体が湯気の中にはっきりと浮かび上がる。

 新堂の腕に抱かれた腰は折れそうなほど細く、ふっくらと盛り上がった尻には染みひとつない。

 シャワーヘッドを知代の股間に向けて、湯の勢いを強くする。

「あぅ…んんっ、それ…いやぁ…あ、くっ、んんっ!」

 新堂の腕の中で知代が身悶えする。

 割れ目とクリトリスに細かい水の粒が勢いよく当たる。
 これまた初めての刺激が知代を襲い、いよいよ知代の理性が泡と一緒に流されていく。

「どうだ、気持ちいいか?」
「あん、あっ…んっ…あ、はぁ…ん…!」
「これなら家でも一人で出来るだろ?」
「だ、だめ…離して、止めて…あうっ!」

 新堂の顔に喘ぎの吐息を吹きかけながら、知代は悶えた。
 さらにシャワーヘッドを近づけられ、湯の勢いが強くなると、刺激の強さに知代は耐えられなくなった。

 体の向きを変え、自ら手を伸ばして蛇口を閉めようとするも、広い洗い場の中、知代の手は届かなかった。

「あうっ、あ、うう…お、願い…これ、だめぇ!」

 伸ばした手に引きずられるように、腰を曲げ前かがみのような姿勢になって、床に手を付いた。
 新堂が腰をしっかり支えていなければ、そのまま前に倒れてしまっていたかもしれない。

 さらにクリトリスに強く当てられ、知代が激しく体を揺らす。

「あっ、あ…イく…イっちゃうぅ…! イっちゃう…っ!」

 股間に当たって跳ね返る水滴に、知代の股間から溢れるものが混じった。
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