この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
「うっ…くぅ…あ、んん…っ」

 口を両手で覆い、漏れないように堪えられた知代の声が、少しずつ変化していく。
 それと同時に、藤井の肉棒もしっとりとした潤いに包まれはじめ、粘液を潤滑油として抽送がスムーズになる。

「相変わらずいいマンコだな」
「あん、あ、んっ…んん…っ!」

 快感に体を支配され、我を忘れそうな知代の体を、吹き抜ける風が撫でる。
 その風はカーテンを揺らし、生まれたわずかな隙間に、後姿の和也が見えた。

 彼氏がいるすぐ横で犯され、快感に墜ちようとしている。
 それは和也に対しての裏切りのような気がして、知代は必死に心を保つ。

「やめて…んっ…彼氏が、すぐそこに…あん…!」
「分かってるよ。いつもより興奮するだろ」
「しな…ん、くっ…しない…」

 喘ぎ声の隙間に必死に抗議の声を上げるも、もちろん藤井の腰の動きは止まらない。
 それどころか、この状況を楽しんでいるようでもある。

「いつもよりぎゅうぎゅう締め付けてるじゃないか。こんなに締め付けて、興奮してないわけないだろ」

 藤井はさらに激しく腰を振って知代を責めたてる。

「あ、あぅ…早く…終わらせてぇ…!」

 和也の待つカーテンの向こう、知代の悲痛な声が、小さく響いた。
/293ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ