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知代の性活
第11章 二月 性も根も果てるまで
 知代が気付いた時には、もう小屋の中。
 壁を背に立ち、中山がブラウスのボタンに手をかけている。

「いや…やめて…」

 知代が力なく声を上げる。

「大丈夫、怖くないよ。ここなら誰も来ないから」
「やだ…何するの」
「ちょっとだけ、ちょっとだけだから」

 弱々しい知代の抵抗をものともせず、ジャケットを脱がせ手近なベンチに置く。
 
「ね、また前みたいにおっぱい触らせて」
「やだ…いや…ん…触らない、で…」

 ブラウスのボタンを外され、前が開かれる。
 襟がネクタイの輪から抜け、胸元までの短いネクタイはそのままでブラウスを脱がされた。

 力ない手で抵抗するも、柔道で鍛えた中山の腕は止まらない。
 あっという間にブラジャーも剥ぎ取られ、小さな知代の胸が露になった。

 数ヶ月ぶりの知代の胸。
 あれからずっと機会をうかがうも、巡り合わせの悪かったチャンスがついにやって来た。
 
 再びあの胸を味わえる。

 体が震えるほど興奮し、昂ぶった気持ちそのままに、中山は荒々しくそこに吸い付く。

「あ、んん…だめ…や…う、ん…」

 またもや襲う性の快感に、もはや知代は抵抗する気力も体力も残っておらず、中山の大きな舌が胸を蹂躙するのをただ耐えるしかなかった。

 いつかと同じように、執拗に胸を責められる。
 胸への口撃に、股間へ続くローターの振動。

 知代本人の気持ちとは裏腹に、体が快感に支配される。

「知代ちゃんのおっぱい、久しぶり。相変わらず可愛いおっぱいだよ」
「やだ…そんなこと言わない、んっ…やめて、ぇ…」

 ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首を吸い、知代の抵抗が弱いのをいいことに、腰を抱いた手を下げ、尻を揉む。

 前回は触れることすら出来なかった、知代の割れ目を、見て触れてみたい。
 中山の手が股間に伸びた。

 中山は下着がぐっしょり濡れているのに気が付き、その中にある何かに気付いた。
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