この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
知代の性活
第12章 三月 夢を叶えた少女
─いつから歌手を目指していたんですか?
「小学校の頃かなぁ? 気が付いた頃には絶対歌手になるって決めてました」
─知代さんのHPでは、ギターを持っている写真が多いですが、他にも楽器は出来るんですか?
「ストリートライブでは、手軽に持ち運べるギターを使うことが多いですね。
その前からずっと、ピアノをやってましたよ」
─曲は全部自分で作ってるんですか?
「はい。作詞も作曲も自分でやってます。ボイストレーニングの先生とか、プロデューサーの重倉さんとか、このお店のオーナーさんにアドバイスもらったりもしますよ」
─今日の服可愛いですね。お店の衣装ですか?
「あはは、ありがとうございます。実は私服なんです。
頑張ってお洒落してきました。褒められると恥ずかしいですね」
そんなふうに、知代は質問に答えていった。
知代にとって、照れくさくも楽しい時間だった。
少しずつ、自分のやってきたことが実を結んでいる。
そう思えた。
そのためなら、この先も歌えるのなら、重倉や才藤に抱かれるくらい何でもないような気がした。
この生配信は、無料で誰でも見ることが出来る。
『裏』の客も見ているが、重倉に言われ性的な質問は自重していた。
後でもっと、楽しいものが見れるから、と言われていたから。
「小学校の頃かなぁ? 気が付いた頃には絶対歌手になるって決めてました」
─知代さんのHPでは、ギターを持っている写真が多いですが、他にも楽器は出来るんですか?
「ストリートライブでは、手軽に持ち運べるギターを使うことが多いですね。
その前からずっと、ピアノをやってましたよ」
─曲は全部自分で作ってるんですか?
「はい。作詞も作曲も自分でやってます。ボイストレーニングの先生とか、プロデューサーの重倉さんとか、このお店のオーナーさんにアドバイスもらったりもしますよ」
─今日の服可愛いですね。お店の衣装ですか?
「あはは、ありがとうございます。実は私服なんです。
頑張ってお洒落してきました。褒められると恥ずかしいですね」
そんなふうに、知代は質問に答えていった。
知代にとって、照れくさくも楽しい時間だった。
少しずつ、自分のやってきたことが実を結んでいる。
そう思えた。
そのためなら、この先も歌えるのなら、重倉や才藤に抱かれるくらい何でもないような気がした。
この生配信は、無料で誰でも見ることが出来る。
『裏』の客も見ているが、重倉に言われ性的な質問は自重していた。
後でもっと、楽しいものが見れるから、と言われていたから。