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知代の性活
第14章 おまけ 性少女競艶
 車は順調に走り、目的地に着いた。

 東京から車で二時間。北関東の温泉街。

 宿の窓からは、春の若い緑に覆われた山が見渡せ、風に乗って新鮮な空気を運んでくる。
 山の一角が淡いピンクに染まっている。

 季節は春。桜が見事に咲いていた。

 
「お疲れ様」

 部屋に案内され、足を伸ばす志穂を英里が労う。
 真紀がポットから急須にお湯を注ぎ、熱いお茶を淹れる。

 知代が手伝おうとすると、座ってて、と笑顔でやんわりと押し返してくれる。

 こういうのをするのが好きなのよ。
 お茶を淹れながら真紀が楽しそうに言った。
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