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知代の性活
第14章 おまけ 性少女競艶
 そして、夜。

 知代を真ん中にして川の字で布団に入る。真ん中の知代に体を寄せるように、三人で話す。
 
 優しさのいっぱい詰まった倖せに包まれた時間を過ごした知代は、また涙が出そうになってしまった。

 明日になれば旅行が終ってしまうことの寂しさ。
 それ以上にたくさん楽しくて、たくさん嬉しかった。

 くすり、と志穂が笑う。

「知代ちゃんは泣き虫さんなのね」
「歌手さんだから、感情が豊かなんだよ」

 英里も反対側で言い添える。

「普段はこんなに泣き虫じゃないんですよ。でも、すっごく楽しかったから。真紀さんも、みんなすっごくすっごく優しくて」

 そっと志穂が顔を寄せ、唇で知代の涙を掬い取る。
 そのまま、志穂の唇は知代の唇と重なった。

「ん…志穂さん」
「知代ちゃん、今夜は英里ちゃんと二人でいっぱい可愛がってあげる」
「ふ、二人で…って」

 英里がふわりと知代の肩を抱く。
 シャンプーの香りに混ざって、英里の爽やかな体臭が知代の鼻をくすぐる。

「英里ちゃんともたくさん仲良くしてあげて」
「や…恥ずかしい…ん…」

 志穂は知代の浴衣の帯を解く。
 開かれた浴衣の中に、知代の白い肢体が浮かび上がる。

 今度は英里が唇を重ねてくる。志穂の手が体を撫でる。

 風呂上り、浴衣の舌にブラジャーは付けていなかった。
 露になった知代の小さな膨らみを、志穂の綺麗な指が包む。


「あん…ん…」
「知代ちゃん、もっと舌を出して…」

 英里に言われ、知代は小さく舌を出す。
 恥ずかしい気持ちもあったが、以前志穂に抱かれた時のような、体の奥まで痺れるような、そんな快感の予兆がすでに訪れている。

 くちゅくちゅ、と音を立て、知代と英里の舌が絡む。
 男の舌よりもずっと小さな英里の舌が、知代の口の中で動く。

 薄く目を開けると、かすかに頬を赤らめる英里の顔がすぐ目の前。
 英里の臭いを胸いっぱいに吸い込み、知代は時代にうっとりとしてきた。

 浴衣を腕から抜かれ、志穂と英里が左右の胸に舌を這わせる。
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