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知代の性活
第2章 五月 徐々に感度を上げていく体
中山は今の恋人としか体の関係を持ったことがない。
学生時代は柔道に明け暮れ、そんな余裕はなく、社会人になってやっと出来た恋人で童貞を捨てることが出来た。
仲間内からは「巨乳で羨ましい」と言われるが、これも中山の好みからはずれている。
ある日から、知代の小さな胸に興味を持つようになった。
あの胸を見てみたい。見て触ってみたい、と。
その性欲が漏れ出て、つい貧乳などと言ってからかってしまっていた。
その知代が、迷惑をかけたから、何でもする、と今、目の前にいる。
さすがにこれで体を要求するのは無理があるか、とも思うが、会社には今、他に誰もいない。
チャンスだった。
「本当に何でもしてくれる?」
「はい。出来ることなら」
ある程度男性経験があれば、気安く「何でもする」なんてことは言わないだろう。
もしかして、この子は処女なのではないか? 処女でないとしても経験が少ないのではないか?
その思いが中山を後押しする。
「本当はね、あの後大変だったんだよね」
「…はい」
中山はなるべく憔悴したように見せかけるため、額に手を添えるふりをして、改めて知代の胸に視線を送る。
白いVネックの薄いセーターの胸元は、ほんのわずか盛り上がっている。
その下、膝丈のスカートから伸びる足は、細い体に似合わずに肉感的だ。
ムラムラと、性欲が高まる。
知代は本当に申し訳なさそうにしている。
「何でもしてくれるんだっけ?」
「はい」
「ならさ、お願いがあるんだけど」
「何ですか?」
「ちょっとだけさ」
「はい」
ここで言いよどんでしまう自分に中山は喝を入れた。
チャンスだ。ずっとおかずにしていた知代の胸を見るチャンスなんだ。
「胸、見せて」
「…え?」
「だから、胸見せて」
「何を…」
「何でもしてくれるんでしょ?」
「言いましたけど…それは…」
「胸だけだから。少しだけで終わりにするから」
ずずっと椅子をずらして、正面から、膝が触れ合う距離に詰め寄る。
腰を浮かそうとする知代の両手を握り、しつこく頼み込む。
もう後戻り出来ないと覚悟を決めた中山は、相手が折れるまで食い下がるつもりでいた。
学生時代は柔道に明け暮れ、そんな余裕はなく、社会人になってやっと出来た恋人で童貞を捨てることが出来た。
仲間内からは「巨乳で羨ましい」と言われるが、これも中山の好みからはずれている。
ある日から、知代の小さな胸に興味を持つようになった。
あの胸を見てみたい。見て触ってみたい、と。
その性欲が漏れ出て、つい貧乳などと言ってからかってしまっていた。
その知代が、迷惑をかけたから、何でもする、と今、目の前にいる。
さすがにこれで体を要求するのは無理があるか、とも思うが、会社には今、他に誰もいない。
チャンスだった。
「本当に何でもしてくれる?」
「はい。出来ることなら」
ある程度男性経験があれば、気安く「何でもする」なんてことは言わないだろう。
もしかして、この子は処女なのではないか? 処女でないとしても経験が少ないのではないか?
その思いが中山を後押しする。
「本当はね、あの後大変だったんだよね」
「…はい」
中山はなるべく憔悴したように見せかけるため、額に手を添えるふりをして、改めて知代の胸に視線を送る。
白いVネックの薄いセーターの胸元は、ほんのわずか盛り上がっている。
その下、膝丈のスカートから伸びる足は、細い体に似合わずに肉感的だ。
ムラムラと、性欲が高まる。
知代は本当に申し訳なさそうにしている。
「何でもしてくれるんだっけ?」
「はい」
「ならさ、お願いがあるんだけど」
「何ですか?」
「ちょっとだけさ」
「はい」
ここで言いよどんでしまう自分に中山は喝を入れた。
チャンスだ。ずっとおかずにしていた知代の胸を見るチャンスなんだ。
「胸、見せて」
「…え?」
「だから、胸見せて」
「何を…」
「何でもしてくれるんでしょ?」
「言いましたけど…それは…」
「胸だけだから。少しだけで終わりにするから」
ずずっと椅子をずらして、正面から、膝が触れ合う距離に詰め寄る。
腰を浮かそうとする知代の両手を握り、しつこく頼み込む。
もう後戻り出来ないと覚悟を決めた中山は、相手が折れるまで食い下がるつもりでいた。